クラウド・コンピューティングは「デバイスを意識することなく」,つまり様々な情報端末での情報の送受信ができる事にある.個々のユーザーは,デバイスをある意味ものすごく意識して、 自分に適したクラウドコンピューティング対応の端末を選ぶ必要があります.もっといえば,PCに代表される情報端末はこれからはデザインや重さ,消費電力など今までは最重要項目にならないものを 重視する必要性もあると考えます.
最近話題の「ポケットに入るPC」として話題のVAIO type Pは、そのクラウドコンピューティングが普及する中において、コンセプト端末となっていく可能性をもっている と様々なメディアで言われています.まぁいつでもどこでも持ち歩いていける端末という売り文句のPCを持っている人はいますがポケットに入れている人はほとんどない.
クラウド・コンピューティング向けPCの処理速度は遅い.いまでもなお搭載されているOSもWindows XPも多く,マイクロソフトサイドもVAIO type Pのようなノートブックについてはライセンスを 延ばしているとも聞きます.
そのため,FirefoxやGoogle ChromeのWebブラウザだけはインストールし,つまりWebブラウザを使ってクラウド側で処理をしてもらい、GmailやGoogleドキュメントなどに代表されるWebアプリケーションを利用して、快適なスピードで処理をする事が クラウド型情報端末の利用法かも知れません.